希望していた企業に入社したら、求人や面接で言われた内容と実際の業務が違っていた。そんな極端な長時間労働や過剰なノルマ、残業代・給与等の賃金不払など問題山積の「ブラック企業に入社してしまった人は少なくありません。

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 そこで、「bizSPA!フレッシュ」で過去に掲載した記事の中から特に反響の大きかった【令和の「ブラック企業」事件簿 】にまつわる人気記事を再掲載します(※初公開2020年01月21日、情報は掲載当時のものです)。

高校を卒業後、人材会社に就職

 世の中には働いてみないと分からないブラック企業がたくさんあります。労働環境に対する世間の目は厳しくなっていますが、それを逃れようとするブラック企業のやり口も、少しずつ巧妙になってきているのです。

 そんなブラック企業の不誠実さを目の当たりにしたのは、人材系の会社に勤める安倍竜也さん(仮名・25歳)です。

「商業系の高校を出て、18歳の時から、この会社で営業事務として働いています。派遣作業員を派遣先の企業に送り、その管理をする仕事でした。新入社員だった頃の手取りは月20万円ほど。その時から、勤続7年の間、ほとんど給料が上がることはありませんでした」

勤続8年、若くして管理職に昇進

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 勤務時間は長く、朝9時の出勤から派遣作業員の帰りが遅いと終電がなくなることも多い。職場では歯ブラシなどの就寝セットと寝袋を常備していて、週の半分は会社で寝泊まりしていましたね。みなし残業代が50時間分ついていますが、もちろんそれを大幅に超えるほど残業がありました。でも、後から文句を言うようなことはできませんでした」

 法律では、みなし残業代制度(固定残業代制)でも、設定した残業時間を越えた場合は上乗せして支払わなければならなりません。しかし、それが守られることのないまま、安倍さんに「昇進」という転機が訪れました。

「今年、勤続8年目にして昇進が決まったんです! 今まではずっといち平社員でしたが、1つの事務所全体をまとめるマネージャー職に昇進することになりました。派遣作業員だけでなく、社員のマネジメントという業務も発生し、売上の全体を管理する仕事になるため、未経験なことが多いことは不安でしたが、役職手当がつくようになるということで、喜んで昇進を受けることにしました

昇進したら残業代がつかずに給料ダウン

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 こうしてめでたく事務所マネージャーになった安倍さんですが、実は今、その昇進を悔やんでいるといいます。いったいなぜなのでしょうか。

「管理職に昇進した現在のほうが、平社員の時よりも給料が低くなってしまったんです。平社員の時は売上にノルマなどなく、基本的に毎月同じ給料をもらい、そこに残業手当が上乗せされるような形でした。しかし、現在の管理職の給与には残業代がつかない。

 その分は、管理職手当がついているのですが、これが今までもらっていたみなし残業代よりも低かったんです

 管理職になると残業代がつかなくなることは世間でもよくある不満です。たしかに労働基準法でいうところの「管理監督者」になると、残業代の支払いは必要ありません。しかし、深夜勤務(午後10時~午前5時)をしたら、管理職であっても法的には深夜勤務手当を支払わないといけません。ところが、これを支払っていない会社は多く、安倍さんの会社もそうでした。

 また、安倍さんの会社では「管理職になればインセンティブがつく」と言われていたそう。しかし、そのインセンティブシステムに問題がありました。

インセンティブシステムの問題点とは?

事務所全体の売上がよければ、管理職にはインセンティブがつくシステムだったのですが、僕一人の努力でインセンティブがつくほど、事務所の仕組みはできあがっていませんでした。そして、インセンティブがまったくつかないときは、給料が平社員のときよりも低くなってしまうんです。

 それでいて、部下のメンターとしての役割や売上の管理、上司への事務所全体の報告など、業務は今までより格段に増えました。この給料で、どうやって仕事のモチベーションを保っていけばいいのかまったくわかりません。

 一度本社にも訴えましたが、僕の場合は高卒なので、『もともとの基本給も安いので仕方がない』と言われました。さらに昇進すれば給与も上がるんでしょうけど、それも“当たりの取引先”を担当できるかどうかにかかっていると言われ、絶望しています」

 安倍さんの会社のケースのように、基本給を安くすることで他の福利厚生をよくし、「福利厚生完備」を謳う企業もあるようです。また、管理職になることで労働基準法の扱いが異なることを上手く利用してくる企業もあります。昇進の際は、実際に手元に残る給与額をしっかり聞いてから受け入れを検討したほうがいいかもしれません。

― 特集・令和の「ブラック企業」事件簿 ―

<取材・文/ミクニシオリ>

【ミクニシオリ】

1992年生まれ・フリーライター。広告業界で絵に書いたような体育会系営業を経験後、2017年からライター・編集として独立。週刊誌WEBメディアに恋愛考察記事を中心に寄稿。Twitterでは恋愛・人生相談にも回答しています Twitter:@oohrin

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(出典 news.nicovideo.jp)

管理職(かんりしょく)英語ManagerJobとは、労働現場において、労働者を指揮し、組織の運営に当たる者を指す。 以下では特に断り書きがない限り、日本での事例について述べる。 国家公務員については、国家公務員法第108条の2第3項により管理職員等の定めがあり、具体的には人事院規則17-0(昭和41
12キロバイト (1,596 語) - 2022年3月5日 (土) 11:02


役職付いたら残業代は出ないからね、ただ残業やボーナス頼みってのも不安になるよね。それでも正社員だけましな気がする。

<このニュースへのネットの反応>

僕の場合は高卒なので、『もともとの基本給も安いので仕方がない』と言われましたこれが全てじゃんそもそも最初の手取り20万ですら高卒には貰いすぎ高卒なんかを正社員にしてくれただけでもありがたいと思わなきゃだめだよ





今の時代、30代で派遣、40代で派遣、50代でも派遣なんだよ。正社員になれたのなら、どんなブラックでも文句を言えない


それな。それは自民党政府の指示なところがある。「新人社員を多く入れるように」という命令に近い無理な指示を行ったので。企業は業績も良くなっていないのに。…時代は一億総ブラック企業時代ですよ。


ついでに言うと、「新人社員の給料を良くするように」とも自民党は指示していたな。そのしわ寄せかもよ。


↑いきなり自民党が出てきて吹いたwwww頭の〇い人ってすぐに、巨悪を作りたがるよね。話を記事に戻すと、残業代込みの金銭感覚が既に間違っている。それは単純労働者の考え方であり、効率を求める管理職の考え方ではない。求められる内容が違うのだから。


管理職は出勤退社も自由にできるのが基本なのだから自分でどうにかしないとなのですよ?大抵の場合は従業員の出社より早く来て終わり次第帰るのだけどそこで時間がかかり遅くなるのは本人の適性になるのです


この国と社会がおかしい。若いうちに海外に脱出した方が良い。海外でも学歴はあるが、給与が横ばいの日本にいるより成長していってる海外の方が同じ仕事していても給与は上がるし、幸福度も上がるだろう。


外資系企業みたいに、平均年収800万円、しかし能力がなければ即解雇のほうがいいのかな。そのほうが税収も技術力も上がって国のためになるらしいけどね。日本人は安定を求めすぎているから奴隷ばかりになるのか。


よく店長を詰めすぎて〇なせるエリアマネージャーがいるけど、そりゃこういう経緯でマネージャーになったら詰めるわな。おめぇのせいで!!おれが!!詰められんだよ!!!寝られねえんだよ!!! と。なんという負のトップダウン。


まだちゃんと管理職っぽい仕事をさせてもらえるだけかなりマシな会社かも。単価が上がって来た社員を無限残業させるために管理職にするのが普通だし、もちろん管理する仕事も今までの業務に加えて追加されるけど


今の日本の会社、行動出来ない指導層多いからね…下っ端の努力に依存した仕事形態ばかりで根本的な事業不成立問題を解決どころか手を付けようともしない。人件費高い頃に安売り競争へ無策無対応のまま突っ込んで火達磨になった事から何も学ばなきゃこうもなるよね。


自己評価から目をそらして政府や社会に責任を擦り付けるのに右往左往する様子は涙を誘うな。


まずよぉ、残業代を組み込んだりして生活費を稼がないといけない今の日本の状況が果たして正しいのかどうかを考えろよ日本人よぉ。


管理職って簡単じゃないぞw25そこらでなれるもんじゃない、金に目がくらんで潰れるか試されたんだな(世代が世代)◆そういえば管理職が管理しない楽な職って本が出てるよね


貯金を貯めていき、厚生年金を積み立て、早期、退職を目指した方が良い。節制の仕方を何十年も学べば老後は楽だ。魅力的な生き方ではないが、金に困って犯罪を犯したりしなくて良い。自分的には、62〜63歳ぐらいを離陸地点だと思っているな。その歳ぐらいまでに、4千万円以上貯金を貯めて、残り余生を送るという考え方だな。男性の寿命は、70代らしいからね。頑張っても仕方ない。


命を削りながら生きる事に、なんの意味がある?必死になる必要もない。計画的に、貯蓄していけばいいだけの話だし、それより健康に気をつけるべきだ。


キャリコネじゃないだと...!?